ピオフィオーレの晩鐘 感想
🌼感想は攻略順です。
二コラルート
本編
攻略見ないでプレイしてたらニコラルートに入った。
本当はダンテを先にしたかったからダンテ寄りと思った選択肢を選んだんだけど、あとで攻略サイト見たら全部ニコラ寄りの回答だった。
ピオフィは共通ルート凄く短くてすぐキャラのルート入れるのがいい。
ニコラの最初の印象は典型的なチャラ陽キャお兄さん。ファルツォーネファミリーのお色気担当。
特にバッドエンドアフターストーリー、刺激強い。28歳の大人をなめたらあかんかった。
序盤はリリィに優しい。けど裏切ってギルについたくらいから豹変してしまい、逆にリリィが押せ押せになっていく。
ここら辺リリィの気持ちを考えると切なかった。彼は非常な男です。
早くデレてくれ~と思いながらプレイした。非常にやきもきさせられた部分だった。
「ダンテを解放したい」っていうニコラの願いも、ダンテルートをやっていないと額面通りにしか読み取れなかったのでニコラがダンテに対して過剰に過保護みたいに思えてしまっていたんだけど、ダンテルートやって納得。
後述するが、あんな理由があったのであればニコラのダンテに対する気持ちもわからなくはない。
でもやり方はかなりよろしくない。裏切って組織をつぶしてダンテをファルツォーネから自由にするとか、ここまでくるとあんたのエゴだよってレベルなのだ。ダンテの性格上、自分の立場がどんなに苦しくても逃げたりはしない。だったらあんたも命かけてダンテを支えてやれよと思う。
なのでBESTエンドでは無事にファルツォーネファミリーに戻ってアンダーカポに復帰した時は嬉しかった。やはりニコラのいるべき場所はダンテのいるところなのだなと思うとちょっと泣けた。
私の性格上、ダンテルートやってからだとニコラルートはやる気なくしてたと思うので、攻略順はニコラが先でよかった。
何故かというと、ダンテルートのゲームオーバーはニコラがリリィを殺すという展開が多くて、すっごくニコラが嫌な奴になっていたので。
というか、自ルートのゲームオーバーでも選択肢次第ではリリィを殺していた。
あと理由があるので仕方ないとしてもダンテを、延いては組織を裏切る展開ばかりで、これではプレイヤーから見たニコラの好感度は低空飛行だ。
私としてニコラを先にプレイすることをオススメしたい。
ニコラルートのギルは2人のためにピエロを買って出たり、超輝いていた。
ギルさん男前!!
木村さんの演技が良かったとプレイし終えて思った。なんの感情もこもってなさそうな感じとか軽薄そうなムード出すのが上手い。この手のキャラは鼻についてうさん臭くなりそうなところだけど、とってもさらりと演じてくださった。逆に何してもうさん臭いのがシンノスケタチバナ氏。出てきた瞬間声聴いて即こいつには警戒しようと思った。怪しさしかないよ。
BAD
ダンテが亡くなりカポになったニコラ。こんなの絶対望んでた未来じゃないはずなのに。かなり後味悪いエンドだった。
ニコラは病んでしまい、リリィを監禁するんだけど、ここでのスチル。
素敵なブルーのドレスを身に纏ったリリィを抱きしめるニコラのスチルなんだが、まぁ〜豊満なバストでございました。乳に全部持ってかれた気がする。
かなりエッチかった。刺激がお強いエンドでした。
ギルを殺して楊も殺して、一応の決着はつけたニコラ。ストーリー的には割と唐突感はあるが、ニコラの実力を考えればさもありなんだろうか。
ニコラって割となんでもできちゃうタイプなんだと思う。
BADアフター
籠の鳥のリリィを部屋から出してあげてサロンでご飯食べる→そういうムードになって致す。致すならベッドでして欲しいぞ、二コラ。
ダンテルートをやったあとだと、ファルツォーネ後継者と鍵の乙女が致すと聖遺物の封印が解けるとあったが、このルートでもそうなんだろうか。
ファルツォーネ後継者はダンテ亡き後はニコラなわけだし、当然封印が解けそうだが、、どうだったけ?
ニコラはなんで仲間にすらリリィを晒したくないのか。レオとかはともかくジュリアとかは別に良いじゃんと思うが、全力で病んでおられた。
こんなんでカポのお勤めはできているのだろうか。
ニコラはファルツォーネに思い入れないし、ニコラの代でファルツォーネは終わりそうな予感がする。
GOOD
あてのない逃避行だけど二人なら怖くない! という結末は苦手なエンドの1つ。
いやいや絶対上手くいかんでしょ!!ってなる。
あんなにダンテダンテ言ってたのに、彼を残してリリィと逃亡しちゃうのはニコラらしくなくてコレジャナイ感だった。
ダンテは強そうに見えて精神年齢は年相応だと私は認識しているので、誰かが支えてあげないといけないと思ってしまう。
ニコラルートでのやらかしは、大体ヤツ(ロベルト)のせい。
誰かロベルトどうにかできんかったのか?
そそのかした楊にはドン引きしている。楊とのルートはどんな感じなんだろうか。彼と恋愛とかリリィが心配。
ロベルトの独善的な考え・行動には心底イライラしたが、ヤツも無謀な人事異動の犠牲者だったのやも知れぬ。
ブルローネの風に吹かれて清濁併せ盛ったデカになって欲しいとか、ロベルトくんには無理ゲーっすよ。
ヤツをブルローネに移動させた上司は責任取って辞職してくれ。
BEST
ダンテ生存かつニコラがファルツォーネに戻って来れたのが嬉しい。
ロベルトくんがニコラに殺されるのはGOODも同じだけど、ロベルトくんがこそこそやってたマフィア殺しとかが露見してニコラが逃亡しなくてもよいように進んだのは嬉しい限り。
ニコラとダンテはカポとアンダーカポという間柄である以前に兄弟同然な関係なわけで、また二人が一緒に行動できるようになったことが嬉しい(←何度でも書く)
BESTアフター
記憶が飛んだが確か甘い感じだった気がする。
ダンテルート
本編
なんといってもメインヒーロー。まだまだ攻略してないキャラもいるが既に燃え尽きた感がある。
面白かった。舞台化するらしいがこれはダンテルートの物語なんだろうか、、行きたい。
序盤、屋敷から逃亡しようとしてダンテに助けられるところがあるんだけど、これめちゃくちゃツボ。THE王道。特にダンテはリリィのことを子供の頃から知っていて、鍵の乙女として見守って来たという設定もツボ。
ダンリリフォーエバー。まじで。ダンリリ愛してる。
マフィアという設定自体に特別思い入れがあってゲームを買ったわけではないので気にならなかったが、ストーリー後半はマフィア云々関係ない。
ブルローネにはキリストの遺骸が眠っていて、それを守護する一族がファルツォーネ。だからマフィアというのは仮の姿というか、時代によってあるべき姿を変えているだけなんだとか。ダンテ自身も組織よりも使命(聖遺物の守護)が大事っていい切ってるし。
なんか既視感を感じたのだが、これ薄桜鬼とかもおんなじ構成ね。新選組の物語と思いきや鬼とか羅刹とか変若水とかファンタジー路線になっていくのと同じパターン。わりと好きなパターンです。恐らく薄桜鬼好きな人はこれも好きになりそうな気がする。
教国というのはおそらくヴァチカン市国のことなんだろうなとうっすら理解できた。
ブルローネという地名自体は架空のイタリアの都市だけどモデルはおそらくナポリなんだろうな。イタリア王国プッリャ州フォッジャ県自体はアキレス腱のところみたいだけど、元ネタ色々調べたら面白そう。
鍵の乙女と結ばれて封印が解かれたと思うのだが、結局キリストの遺骸はどこに?
取り出さなくてもよかったんか。まあいいや。見たかったけどね。
それにしてもこの手の男女が結ばれて封印が解ける的な設定って、不思議。女性の体に封印を解く秘密が隠されてるとかそこはかとなくエロくて良い。どろろとかホークアイ中尉とか。
BAD
胸糞展開。色々あって町の住人も部下たちもダンテの敵みたいになってしまった。
でもラストシーンはすっごい絵になるというか、これぞ仁義なき戦いってやつではないだろうか。
ニコラ・ギル・ギルの手下の3人の死体と瀕死のリリィに囲まれて、血まみれの教会の中で絶望に突き落とされるダンテ。良いな。これぞBADエンド。
BADアフター
幼いころからの秘めた恋心もついに実ることなくリリィは植物状態だわマフィア界隈はごったごただわで、もうダンテがかわいそうすぎる。
せめてニコラが生きていたら...
彼(ダンテ)に色々背負わせ過ぎてないか、このファミリーは。と思ったがマフィアというのは頭が絶対なんだしそりゃ仕方ないか。ああ、一人きりになったダンテはこれからどうやって生きていくんだろう。
きっと目覚めてもリリィは記憶喪失とかなんだろうな~。悲しい。
このときのキススチルがとても切ない。王子様のキスでも目覚めないお姫様はいったい誰のために眠るんだろう。
GOOD
正直こっちのがBESTなんじゃないかって思っている。オルロック死んでないし(BESTだと死亡する)。
ダンテルートは楊との対決が多くて...。彼との恋愛ってどんななんだろうか。
聖遺物について謎解きしたりして楽しかった。あの暗号の解き方、名前なんだっけ?
特に封印を解くための方法を知ってしまった時のダンテの慌てた表情がくっそ可愛い。
まさか自分たちの恋の行方が聖遺物の封印を解くカギとはね。それゆえにリリィと一線を越えないダンテ。ここらリリィを大切に思うダンテの気持ちが伝わる。
最後全てが終わって教会に帰ったリリィだけど、ダンテと関係は続いていくというラストも良かった。全体的に少女漫画っぽいエンドだった。
BEST
隠れ家に引きこもり→(屋敷には戻るのは危険と判断して)宿に引きこもりといった流れで、驚くほど起伏が単調なエンド。
その分リリィの感情面が丁寧に描かれていたし、2人きりの時間が長く持てたのが心の距離を縮めるきっかけになったんだろう。
ダンテが教会でひざまづいて告白するところの尊さよ。でも、オルロックが死んでしまうのが辛い。
BESTアフター
新婚カップルじゃん。末永く爆発してくれ。
オルロックルート
本編
年下かーて感じだったのだが、(要するに期待してなかった)彼のひたむきさや健気さに撃ち抜かれた。
リリィにはオルロックをたくさん幸せにしてあげて欲しい。リリィの方がお姉さんなのは攻略キャラでは彼だけなんだが、お姉さんというよりお母さんみたいなときがあった。そのせいか彼のルートはとてもプラトニック。心が洗われた。
後述するが楊なんて全体的に爛れててとんでもなかったから。意味のないエロではなかったけれど。
オルロックのルートでリリィが言ったセリフで心に残っているものがあるので備忘録までに。
「……確かに、平和は尊いものだし、大切なものだと、思う。でも。私は、もっと大切なものがある、気がするの。……【幸せ】よ。たとえ平和でも、みんなが幸せになれない平和なら、それは違うと思う。平和のために、我慢する人、、無理をする人がいるんだとしたら――そんな【誰か】の犠牲で成り立つ平和が尊いなんて、私には思えない……」
俗にいうトロッコ問題。
まあ、正解はないと思う。
【ひとりの人権】と【大衆の平和】は、天秤にかけられるものではそもそもないのだから。
BAD
ダンテがオルロックとリリィを捕まえて屋敷に幽閉してしまう。
オルロックを殺さない代わりにと、リリィはダンテに身を任せるのだった――。完
ダンテのリリィへの執着が感じられて、ダンテ推しの私にはご褒美だった。ちなみにエンドにはのらないゲームオーバーでもダンテはオルロックを殺してリリィを屋敷に幽閉している。
オルロックルートにおけるダンテって彼にあたりがキツイ。確かにダンテはオルロックに父親を殺されているのでダンテはオルロック絶対に殺すマンになっちまってて、冷静でないダンテを見られたのもこれもまた一興。
余談だが鍵の乙女の資格というのは、ファルツォーネを継ぐ者(今代ではダンテ)以外とおせっせした時点でアウトになる設定みたいだ。
無理矢理でもおせっせしたら封印は解かれるのだろうか? 謎である。
BADアフター
世界は何故オルロックを追い詰めるのか。なぜオルロック視点にした。リリィ目線の話になるとダンテがただのクソ野郎になるからだろうか。
GOOD
これがGOODなの?って疑問もあるのだが、ダンテが生きている限りはずっとオルロックを追い続けるだろうから仕方ないのかもしれない。この2人、長生きできなそう。
BEST
オルロックとリリィの幸せを切り開くためにはダンテを殺さなくてはならないというのは辛いのだが、幸せそうな2人を見たらすべて吹っ飛んだ。
オルロックは右腕を失ったということはつまり、二度と殺しはできないということの暗喩だろうから、これからは楽しく暮らして欲しい。
元々洗脳に近い形で殺しを強いられていたのだし、オルロック自体には罪はないと思うのだ。
それでも罪は罪と作中では断罪されていたが、私にはそうは思えなかった。
リリィと出会うまで、オルロックの精神状態や情緒が、これまで殺してきた人間に対して罪の意識を持つなとどいう高等なことを理解できるまでに成長していたとは思えなかった。
オルロックは実質子供みたいなものなんだよね…。
BESTアフター
弟に間違われたオルロックが可愛かった。かなり不憫でもあるが。
オルロックが20代になった時のイラストが見たいものだ。
楊ルート
本編
選択肢を間違えるとすぐにリリィが死ぬ。
楊は短気なうえに飽きっぽいから「飽きた」とかいって部下に下げ渡されたりもした。久々に乙女ゲームでクソ男に巡り合っちまったぜ。まったく。と思ったが、フルコンプした今となっては彼が割と好きになっていたのだから恐ろしい。なぜかというと、彼は良くも悪くもどのルートでもブレない。ずっとワルなのだ。ある意味、誰よりもマフィアらしいのだ。
彼のルートは例えるなら、千夜一夜物語のシャフリヤール王。すぐに女を殺しちゃう王様なんだけど、賢いシェヘラザードは毎晩物語を語って聞かせて…というアレ。
このルートのリリィはかなりうまく立ち回らないとすぐにBADに行く(死ぬ)からハラハラするし、一番マフィアと恋愛してるって実感できるシナリオだった。ただリリィが段々と楊に恋していく過程はストックホルム症候群だと思う。
エレナがあーんなこと(とても言えない)になってしまったのが辛かった。「具合のいい玩具(Byリー)」って台詞を一般乙女ゲームで聞く日が来るとは思いませんでした。目玉がポーンでした。
BAD
リリィ越しにダンテを刺し殺す楊は個人的には好きだ。だって楊は元々こういう人間で、こういう生き方しかできない人間なのだから。そんな男に惚れたリリィはお気の毒だが、これもまた運命だったのだ、と。
楊がロミジュリをどんな顔して読んだかと思うと面白い。
BADアフター
「”女”を殺したのは間違いだった」という楊のセリフの”女”は、娼婦とリリィがかかってるんだろう。身勝手すぎんか? 楊。楊にとってリリィはこれ以上ない女だったんだとしみじみ思う。
GOOD
オルロックに続き、これがGOODなの?楊がリリィを庇って死ぬというのが驚きだ。
この男にそんな人間らしい感情が芽生えたのかと、驚愕だった。
そしてエレナがまさかリーに完全に洗脳されてしまうとは。色々と悲しいルートだった。
BEST
本名発覚。楊昴(ヤン・マオ)さんなのか。
公式ブログでスタッフさんが、このエンドの数日後に「飽きた」とか言ってリリィを捨ててもおかしくないwとか書いてて爆笑した。しかし、この手のタイプは心の壁が分厚いけど、最後の壁を打ち破ってしまえばむしろ溺愛していくタイプと踏んだ。
そしてその壁を打ち破った最初で最後の女がリリィだと私は思う。おせっせしまくってたのでリリィすぐに妊娠しそうだな、と下世話なことを考えてしまった。この当時の避妊ってガバガバそうだし。というか彼は避妊してなさそうだな。
BESTアフター
ここまでくると、「他の男と話しただけで嫉妬丸出しで可愛い奴やん」って思うくらいに私も洗脳されてきた。
ギルバートルート
本編
意外や意外。
彼のルートはアンリルート、大団円エンドにつながる壮大なシナリオではあるのだが、ギル自体のシナリオは良くも悪くもこじんまりした印象。びっくりするほど普通の恋愛なのだ。ジェラート食べてるスチルとかとてもピュアピュアだし。ときめきがないわけではなかったが、楊ルートの後にギルだとパンチが弱く感じてしまった。これは楊が悪い。
BAD
地味に辛いエンド。
偽札製造疑惑の裁判で負けるというまさかの展開。私は陪審員裁判並びに裁判員裁判には反対です。法律の素人がイメージだったり印象で有罪無罪を決めてしまう可能性があるなんて恐ろしい。
BADアフター
かっこ悪い姿を見られたくなかったと独白する素直になれないギルを見てやきもきした。きみ、そういうとこだぞ!!いいんだよ!! リリィは気にしてないよ!!
なんだかんだでギルはほかの場所でも余裕で生きていけそうだと思うけど、そこんとこどーなんでしょ?
GOOD
このエンドのリリィ、ギルに抱き着いてるスチルがかわいかった。この二人のピュアピュアっぽさ、お互い成人なのに素晴らしい。シカゴに行くって言ってるがリリィは英語できるのか?
BEST
このエンドは誰も死んでないよね!? と思ったのだが、二コラが死んでいたことを思い出した。ニコラが死ぬ意味がよくわからんかった(←ちゃんと見ろ)彼が死ぬ意味があったのだろうか。
各組織の頭がそろって、カジノで共闘する展開はギルルート以外にこれまでなかったわ、そういえば。
これまで敵同士になることばかりだったが、ここにきてみんなで巨悪と戦うって少年漫画みたいで良いな。老鼠が味方になるとこんなにも心強いなんてね。
BESTアフター
スチルが肌色だったな~と思った。
大団円ルート
まず第一に、キャラが死なないのが嬉しかった。みんな生きてるなんて奇跡のルートではないか。
そしてこのルート、何気にロベルトがいい奴になっているのだ。ニコラが絡まなければこんなにもまともな奴だったのかと感動すら覚えた。
アンリに関しては、生死不明ということだが、この人だけは死んでそうなんだよな。
最後クリスマスパーティーで3組織の頭が全員集まってるのがすげえ違和感というか、「お前ら仲良しかよ!」って笑顔でツッコミを入れた瞬間だった。
私は攻略キャラたちがワチャワチャしてるのが好きだからこれは嬉しかった。みんな可愛い。
アンリルート(隠しキャラ)
本編
なんでリリィはアンリに惚れたのかイマイチつかめないままだった。オルロックと同じでリリィの母性が爆発したルートだったのかなと。やはりこういう聖女キャラが自分は好きだなぁとしみじみ思う。
ただ俗にいう”カウンセリング恋愛”とは少し違う気がする。あくまでリリィがアンリをほっとけなくて突っ走ってる感じだから、アンリは別にリリィを求めてはない感じなんだ。
先代の鍵の乙女(クロエ)のことが語られたのはとても嬉しかった。これについてはダンテルートを攻略したくらいから歴代の鍵の乙女たちってどんなかんじだったのかと、ずっと気になっていたからだ。
クロエについてはちょっとお気の毒な気がした。今回封印を解く必要があったのはファルツォーネ存続の危機だったからで、平常時は結ばれなくても問題なかったということか。
アフター
個人的にリリィに手を出してなかったのが好印象だった。10歳以上年下の女に慰めてもらおうと安易に考えるアラサー男とか普通に嫌なんで。だからアンリってこんなことがなければ普通の人だったのかなと思って辛くなった。
オルロックに続き、今後の人生は幸せになって欲しい人はこの人。
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